吹奏楽部に入部して、初めての自分のトロンボーンを選ぶ瞬間…考えただけでワクワクしますよね!「どんなトロンボーンを選べばいいの?」「失敗しないためにはどうすれば…?」そんな疑問や不安、当然ありますよね。実は、自分にぴったりのトロンボーンを選ぶことは、上達への近道にもなる、とっても大切なことなんです。
この記事では、初めてトロンボーンを手にする中学生の皆さんに向けて、楽器選びのポイントをわかりやすく解説します! 種類、メーカー、材質、価格など、購入前に知っておきたい情報をすべてまとめました。この記事を読んで、最高のパートナーとなる、運命の一本を見つけましょう!
トロンボーン選びの第一歩:種類を知ろう!
「トロンボーン」と一口に言っても、実はいくつかの種類があります。自分に合ったトロンボーンを選ぶためには、まず種類ごとの違いを知ることが大切です。ここでは、中学生が主に使う「テナートロンボーン」と「テナーバストロンボーン」について、その特徴を詳しく解説します。
テナートロンボーン:初心者におすすめの定番モデル
テナートロンボーンは、トロンボーンの中で最も一般的な種類で、多くの吹奏楽部で使われています。
- トロンボーンの基本となる、B♭管の楽器
- シンプルな構造で、初心者でも扱いやすい
- 明るく、はっきりとした音色が特徴
テナーバストロンボーンと比べて、テナートロンボーンは軽くて扱いやすく、明るくはっきりとした音色なので、特に初心者にはおすすめです。もしあなたが初めてトロンボーンに挑戦するのであれば、まずはテナートロンボーンから始めてみるのが良いでしょう。
テナートロンボーンは、初心者に最適な、いわば「基本のトロンボーン」と言えます。まずは、テナートロンボーンで、トロンボーンの基礎をしっかりと身につけましょう。
テナーバストロンボーン:より豊かな音色を求めるあなたに
テナーバストロンボーンは、テナートロンボーンに「F管」という特別な管を追加した楽器です。
- F管を使うことで、低い音域を演奏しやすくなる
- テナートロンボーンよりも、太く、柔らかい音色が特徴
- 楽器が大きくなるため、テナートロンボーンより、やや重くなる
F管を使いこなすには、多少の慣れが必要です。しかし、その分、演奏できる音域が広がり、より豊かな音色を奏でることができるようになります。
テナーバストロンボーンは、より高度な演奏技術を求める人向けの楽器と言えます。しかし、最初からテナーバストロンボーンを選ぶ人も多くいます。将来的に、より幅広い音域で演奏したい、より豊かな音色を奏でたいという人は、テナーバストロンボーンから始めてみるのも良いでしょう。
バス・トロンボーン:低音のスペシャリスト
バストロンボーンはテナーバストロンボーンよりもさらに管が太く、重く、大きな楽器で、より低い音域を担当します。
- 低音域の豊かな響きが魅力の楽器
- 主に吹奏楽やオーケストラで、低音パートを支える役割
- テナーバストロンボーンよりもさらに専門的な知識が必要となる
吹奏楽では、チューバやユーフォニアムと一緒に、低音パートとしてバンド全体のサウンドを支える、重要な役割を担います。ジャズでは、ビッグバンドなどで、ベースラインやソロを担当することもあります。
バストロンボーンは、その特殊性から、吹奏楽を始めてすぐに手にする楽器ではないかもしれません。しかし、将来的に「低音の魅力に取りつかれた!」という人は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
信頼できるパートナー:メーカーで選ぶ!
トロンボーンは、様々なメーカーから販売されています。メーカーによって、音色や吹き心地、品質などが異なります。ここでは、初心者におすすめのメーカーをいくつか紹介します。
YAMAHA(ヤマハ):品質、人気ともにナンバーワン!
ヤマハは、日本が誇る世界的な楽器メーカーです。
- 安定した品質と、吹きやすさが魅力
- 初心者モデルから、プロモデルまで、幅広いラインナップ
- 日本国内の多くの学校で採用されている
ヤマハのトロンボーンは、音程が良く、音が出しやすいので、初心者でも安心して使うことができます。また、耐久性にも優れているため、長く愛用できるのも魅力です。
ヤマハは、初心者からプロまで、幅広い層に支持されている、信頼できるメーカーです。品質、人気ともにナンバーワンと言えるでしょう。どのメーカーが良いか迷ったら、ヤマハを選んでおけば間違いありません。
B&S(ビーアンドエス):ドイツの匠の技が光る老舗
B&Sは、ドイツの金管楽器専門メーカーです。
- 伝統的な製法で作られる、高品質な楽器
- 深みのある、豊かな音色が特徴
- 世界中のプロ奏者にも愛用されている
B&Sのトロンボーンは、熟練した職人によって、一つ一つ丁寧に作られています。そのため、音色や吹き心地が非常に優れており、特に、音色にこだわる人におすすめです。
B&Sは、ドイツの伝統と技術が詰まった、高品質な楽器メーカーです。ワンランク上の音色を求める人や、長く使える良い楽器を探している人に、ぜひおすすめしたいメーカーです。
C.G.CONN(コーン):アメリカントロンボーンの代表格
C.G.CONNは、アメリカの老舗金管楽器メーカーです。
- 明るく、華やかな音色が特徴
- ジャズやポップスなど、幅広いジャンルで活躍
- アメリカのプロ奏者にも多く愛用されている
コーンのトロンボーンは、特に、明るく、派手な音色を好む人におすすめです。また、スライドの動きが滑らかなので、速いパッセージの演奏にも適しています。
コーンは、アメリカントロンボーンの代表格と言えるメーカーです。明るく華やかな音色で、様々なジャンルの音楽を演奏したい人に、ぜひおすすめしたいメーカーです。
その他のメーカー:個性豊かなブランドが多数
上記で紹介したメーカー以外にも、V.Bach(ヴィンセント・バック)、XO(エックス・オー)、S.E.Shires(シャイアーズ)など、個性豊かなブランドが多数存在します。
これらのメーカーは、それぞれ独自の音色や特徴を持っています。楽器店で実際に試奏してみて、自分に合ったメーカーを見つけるのも、楽器選びの楽しみの一つです。
トロンボーンは、メーカーによって、音色や吹き心地が大きく異なります。予算や好みに合わせて、自分にぴったりのメーカーを選びましょう。
音色の決め手:材質で選ぶ!
トロンボーンの音色は、主に「イエローブラス」と「ゴールドブラス」の2種類の材質によって、大きく変わります。ここでは、それぞれの材質の特徴と、どのような人におすすめかを解説します。
イエローブラス:明るく、はっきりとした音色
イエローブラスは、銅と亜鉛の合金で、トロンボーンの材質として最も一般的に使われています。
- 明るく、はっきりとした音色が特徴
- 音が出しやすく、初心者にも扱いやすい
- 様々なジャンルの音楽に対応できる
イエローブラスは、その明るくはっきりとした音色から、吹奏楽、オーケストラ、ジャズなど、幅広いジャンルで使われています。また、音が出しやすく、比較的安価なモデルも多いので、初心者にもおすすめです。
イエローブラスは、その汎用性の高さから、多くの人に選ばれている材質です。初めての一本には、イエローブラスのトロンボーンがおすすめです。
ゴールドブラス:柔らかく、深みのある音色
ゴールドブラスは、イエローブラスよりも銅の比率が高い合金です。
- 柔らかく、深みのある音色が特徴
- 落ち着いた、上品な響き
- 表現力豊かに演奏したい人におすすめ
ゴールドブラスは、その柔らかく深みのある音色から、特に、クラシック音楽を演奏する人や、音色にこだわる人に人気があります。ただし、イエローブラスに比べると、やや音が出しにくく、価格も高価になる傾向があります。
ゴールドブラスは、より豊かで、より深い音色を求める人におすすめの材質です。音色にこだわりたい人や、表現力豊かに演奏したい人は、ゴールドブラスのトロンボーンを選んでみてはいかがでしょうか。
レッドブラス:さらに銅の比率を高くした素材
レッドブラスはゴールドブラスよりも、さらに銅の比率を高くした素材です。
- ゴールドブラスよりも、さらに柔らかく、落ち着いた音色
- 音の立ち上がりがゆっくりで、優しい響き
- 抵抗感は強くなるため、ある程度の経験者向け
レッドブラスの楽器は、より繊細な表現を求める演奏者や、ソロ演奏などでその魅力を最大限に発揮したいと考える演奏者に選ばれることが多いです。
レッドブラスは、より深い音色を求める経験者向けの素材です。最初はゴールドブラスでスタートして、物足りなさを感じたらレッドブラスに切り替えるのが良いかもしれません。
予算に合わせて選ぶ:価格
トロンボーンの価格は、数万円から数十万円、さらには100万円を超えるものまで、非常に幅広いです。ここでは、予算に応じたトロンボーンの選び方を紹介します。
10万円前後:初めての一本におすすめのエントリーモデル
10万円前後の価格帯では、主に初心者向けの「エントリーモデル」が販売されています。
- 初心者でも扱いやすい、吹きやすい設計
- 品質が安定している、大手メーカーの製品が多い
- ヤマハのYSL-354やYSL-456Gなどがおすすめ
この価格帯のトロンボーンは、音が出しやすく、基本的な演奏技術を身につけるのに最適です。また、品質も安定しているため、長く愛用できるでしょう。
初めての一本には、10万円前後のエントリーモデルがおすすめです。まずは、この価格帯のトロンボーンで、トロンボーン演奏の基礎をしっかりと学びましょう。
20万円~30万円:より良い音色を求めるあなたに!ミドルクラスモデル
20万円~30万円の価格帯では、中級者向けの「ミドルクラスモデル」が販売されています。
- エントリーモデルよりも、音色や吹き心地が向上
- より表現力豊かに演奏できる
- ヤマハのYSL-620、B&SのMS14K-Lなどがおすすめ
この価格帯のトロンボーンは、エントリーモデルよりも、音色や吹き心地が格段に向上しています。より良い音色を求め、より表現力豊かに演奏したい人におすすめです。
より良い音色を求めるようになったら、ミドルクラスモデルへの買い替えを検討してみましょう。ワンランク上のトロンボーンで、さらに演奏の幅を広げてください。
それ以上の価格帯のモデルについて
30万円以上の価格帯になると、プロの演奏家も使用するような「ハイエンドモデル」が販売されています。
- 最高級の素材と、高度な技術で作られた、最高品質の楽器
- 卓越した音色と、吹き心地を実現
- 一生ものの楽器を探している人におすすめ
これらのモデルは大量生産ができないため、数に限りがあり、手に入れるのが難しい場合もあります。
これらの楽器は、将来プロのトロンボーン奏者を目指す人や、一生ものの楽器を探している人におすすめです。しかし、初心者にとっては、扱いにくい場合もあるため、慎重に選ぶ必要があります。
まとめ:あなたにぴったりの一本が、きっと見つかる!
トロンボーン選びは、種類、メーカー、材質、価格など、様々な要素を考慮して決める必要があります。この記事で紹介したポイントを参考に、楽器店で実際に試奏してみて、あなたにぴったりの一本を見つけてください。
そして、最高のパートナーとなるトロンボーンと共に、吹奏楽の世界を、思いっきり楽しんでくださいね!応援しています!